「体質改善」って何?

 

体質とは文字通り「体の性質」の事です。

 

では、体質が改善する、ってどういう事?


風邪をひきやすかった子供が滅多に風邪をひかないようになった。

なかなか治らなかった喘息が発作が滅多に出なくなってきた

長年治らなかったアトピー性皮膚炎が良くなって痒みがなくなってきた。


こういうふうに長年、病気(病的)であった状態が好ましい状態になったとき、人はこれを「体質が改善した」とか「体質改善ができたんだ」という言い方をします。


誰でも自分が、自分の子供が、自分の親が病的な状態に置かれたとき、そして、それがなかなか改善されない難治な状態であるとき、何でもいいから何かにすがりたい、という気持ちになるのは当然といえます。

 

そういう時に、ある健康食品を摂取していて、また、ある民間療法をしていてもしも病状が良くなってきたとすればその健康食品、民間療法が効いたのだ、と思ってしまいます。大枚の金銭を使っていたとすればなおさらです。


上に書いたように「体質改善」とは、即イコール「病気が治る」「病気が良くなる」に他ならないので、その健康食品、民間療法は「体質改善」の薬、だということにすり替わってしまうのです。

 

でも、ここでちょっと考えていただきたいことがあります。


今まで治らなかった病気が治ったとすると何故治ったのでしょうか?何が治したのでしょうか?

 

これはその人の持っている「自然治癒力」しかありえません。


漢方薬にしても西洋薬にしても健康食品にしてもどんな民間療法にしても、それ自体には病気を治す力はありません。

 

病気を治す力は、その人の身体の中に潜んでいる潜在的な力です。

 

具体的には、体力、精神力、心の状態、などのその人の全ての力を諸々あわせたもの、です。

 

この病気を治す力を「自然治癒力」というのです。


どんな薬物も健康食品も民間療法も病気を治すことはできないのです。

 

言い換えると「体質改善」ができる方法はない、ということです。


この際、皆さんにアドバイスしておきます。

 

「これで体質改善を!」みたいな広告、宣伝を見たら、まず嘘と思って間違いありません。


誤解のない様に言っておきますが私は健康食品、民間療法で良くなった人、治った人が沢山いることを知っていますし、身近にもいますのでその事は認めます。

 

しかし、その効果は健康食品、民間療法そのものの効果ではなく、その健康食品を摂取したり、民間療法をやることによってその人の食生活が変わったり、生活パターンが変わったり、考え方が変化したり人生観、価値観が変わったり、ストレスの解放ができたりする。

 

そして、その人の内面に重要な変化が起きて、「自然治癒力」が起きて病気が治ったんだ(体質改善ができた)と、言うことなんだろうと思っています。


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