1.「先生に、ほら、痒いところを見せてあげて。」
(大バカヤロー。何考えてるんだ?)
2.「この子は、なかなか薬を飲んでくれないんですよ。」
(そんな事、俺の知ったことか?誰のために薬を飲むんだよ?)
3.「うちの子は、アトピー持ちなんです。」
(ふーん。そんなもの、どうしていつまでも持ってるの?)
4.「ほら、いたずらしていると、先生に注射されますよ。」
(人を注射魔みたいに言うんじゃない!)
5.「この子の病気は、良くなるでしょうか?」
(さあ、神様だけが知っている)
6.「この子は、ほんと野菜を食べないんですよ。困ってしまいます。」
(なら、あんたが何とかしろって)
7.「こら、廊下を走ったら、怒られますよ。」
(おいおい、誰に怒られるんだよ?それより、あんたが怒れよ!)
8.「この子、薬を飲みたがらないんです。」
(そこを何とか工夫するのが母親だろ!)
9.「この子は肌がザラザラしているんですが、痒いんでしょうか?」
(そんな事、俺に聞くなよ。掻いていれば、痒いんでしょうね?)
10.「なぜ、この子の病気は治らないんでしょうか?」
(そんなこと、僕に聞かれてもわかるわけがないでしょ。)
11.「ついでに、ちょっと診て欲しいんですが。」
(いやだね。あっかんべー、だ。)
12.「この子、すごく皮膚が痒いんです。」
(よく、わかるね。あんたは、この子かい?)
13.「この子、もう、朝起きたら、寝間着が血だらけで。」
(ほう、ナイフで、でも刺されましたか?)
14.「この子は、年がら年中、皮膚を掻いてるんですよ。」
(お母さんは、年がら年中、この子と一緒かい?)
※ちなみに( )の中は、天の声です。